朝は、主食は粉末のとうもろこし・米・大豆・小麦を混ぜ合わせた餌を食べていただきます。
種付けは豚肉生産の最初の工程です。
発情行動、粘液、背圧反応などを細かくチェックし、発情期の雌豚を見極めます。
人工授精により種付けを行い、受精卵が無事着床すれば交配後114日~116日の妊娠期間を経て出産にいたります。
母豚が安全順調に出産を迎えられるよう、母豚の体調を適切に管理する必要があります。
伊橋ファームでは、グループシステム(スリーセブン方式※)を採用し、病気のコントロールをしやすくしております。
※スリーセブン方式とは、種付け・分娩を3週間にまとめて疾病コントロール、作業効率アップなどを狙いとした方式のことです。
定期的な豚舎洗浄を行います。
豚は非常にデリケートな動物のため、健康をおびやかす病原体の侵入阻止・排除は日頃から大切です。
豚舎掃除以外にも、人や車両の出入り・飼料や水への排泄物の混入防止なども徹底しています。
豚を一旦外へ出し、豚舎ごとに洗浄後 乾燥・消毒を経て、再び豚を豚舎に呼び込みます。
3週に1回、20~25頭くらいのペースで分娩を行います。
出産後1ヶ月は親豚が育て、1ヶ月したら離乳します。(離乳時には8kgになります。)
分娩所には、暖かい温水床暖房を使用しております。
皆さんはワクチン接種から派生してしまう勿体無い事故があるのをご存知でしょうか?
意外に思うかもしれませんが、これらのトラブルは年々増加傾向にあります。
豚インフルエンザ・風邪などの疾患や、流産や不妊を防ぎます。
豚たちが健やかに育つには、新鮮な空気の提供が重要になってきます。
寝る前も、寒い日はカーテンで豚舎を囲み暖かく、暑い日はカーテンを開けて暖かく。
豚たちが心地よく眠りに就けるよう気を付けています。
また明日、おやすみなさい。